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東京大学 モビリティの最先端研究機構を新設

2018/7/6(金)

出展=東京大学

東京大学は7月2日、「東京大学 モビリティ・イノベーション連携研究機構」を新設したことを発表した。略称はUTmobI、機構長は東京大学 生産技術研究所 須田 義大 教授。柏キャンパスを主なフィールドとして、2018年7月1日~2028 年3月31日まで設置される。自動運転を中心とした革新的なモビリティ研究の日本における最先端の総合的な研究組織体制を構築する。

UTmobIは、異分野融合・産官学連携によるモビリティ研究に10年以上の実績がある次世代モビリティ研究センター(ITSセンター)を中心に、活性化が進む価値創造デザイン・先進ものづくりの取組みとも連携。技術の社会実装を目指す工学的研究拠点である生産技術研究所、基礎科学や環境学などの研究系を有する学融合による新学問領域の創成拠点であり、インホイールモータ技術や小型移動体実装研究などの独自の取組み経験をもつ新領域創成科学研究科、空間的要素の典型要素である移動に関わるデータ収集・管理やその解析・公開などにも実績のある共同利用・共同研究拠点である空間情報科学研究センター(CSIS)の三部局が連携する。

イノベーションのデザイン・ビッグデータ解析・ヒューマンインタフェース(HMI)の基礎研究を推進すると共に、駅シャトルバス・自動運転実証実験と実用化・実装・情報センターモデル実装・新しい移動体の性能評価を、柏地区で産官学連携の形で取り組み、学の連携・融合により学術研究の単なる社会還元を超えた実社会と真に連携した学術研究モデルの創出を通じて、モビリティ・イノベーションに資する知の体系化と地域社会実装の推進を行う。

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