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複数ロボットの行動最適化へ 凸版印刷と東京農工大、共同研究開始

2023/8/14(月)

「ピッキング倉庫における
人とロボットの協働」
イメージ図

凸版印刷株式会社(以下、凸版印刷)は8月10日、国立大学法人東京農工大学(以下、東京農工大)と複数のロボットの行動を最適化するアルゴリズムに関する共同研究を開始すると発表した。

同研究の目的は、物流倉庫でのピッキング作業における、人の動きを考慮した自動搬送ロボット(AMR)の搬送経路の最適化だ。人とロボットの協働に向け、マルチエージェントシステムを活用し、複数の自律的なロボットをAIカメラ、各種センサーやスマートフォンなどのエッジデバイスと連携させる。これにより、人の行動を予測するだけでなく、さまざまな状況の変化にも対応させる技術を確立する。

なお、凸版印刷は、東京農工大と共同で、倉庫において人と協働する複数台AMRの経路最適化システムを開発し、社内業務の効率化や外販サービスとして展開していくという。ほかにも、マルチエージェントシステムを活用したサービスソリューションを、物流・小売り・スマートシティ向けに展開していく予定だ。さらに、AIとロボットの活用を推進し、産業と技術の発展に貢献すると述べている。

(出典:凸版印刷 Webサイトより)

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