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スマートシティ分野で東洋紡とPlug and Play Japanが提携

2020/11/4(水)

画像:Adobe Stockより

東洋紡が2日、Plug and Play Japan(以下PnPJ)とスマートシティ分野におけるパートナーシップ契約を締結した。スタートアップとの協業を促進させ、同分野での事業創出を狙う。
Plug and Playはアメリカのカリフォルニアを拠点としているベンチャーキャピタル。東洋紡とは2019年4月15日に新素材・包装分野におけるパートナーシップ契約を締結、同年5月1日から活動を開始している。

今回の提携は、東洋紡とPlug and Playの日本法人であるPnPJとの間で結ばれた。PnPJは、今年7月に大阪を拠点としたPlug and Play Osakaを開設し、スマートシティをテーマとした協業・出資などを目的にアクセラレータープログラムを開始。このプログラムを通じてPlug and Play Osakaは、少子高齢化やインフラ再生といった都市課題の解決に取り組んでいる。

今回の提携により東洋紡は、スマートシティ構築に向けた市場ニーズの情報交換を行い、PnPJが発掘・育成したスタートアップ企業との協業機会を探る。東洋紡は事業領域とするフイルム・機能マテリアル、モビリティ、生活・環境、ライフサイエンス分野とシナジーがあるスタートアップ企業との協業を通じ、次世代都市の実現に寄与する新規事業の創出を図る。


東洋紡は、2017年に“着るだけ”で居眠り検知ができるウェアラブル端末「COCOMI(心美)」を開発した。このcocomiを使用して、2020年1月には人の心拍数や体表温度などの生体情報を計測するコンプレッションシャツ、ブラトップなどのスポーツウエアを開発。2020年10月には牛の心拍数や体表温度などの生体情報を常時計測する、cocomiを使用した牛用のベルト型スマートテキスタイルの試作品を発表している。

(出典:東洋紡 Webサイトより)

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