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TOYOTA NEXT記者発表会 トヨタ

2017/11/24(金)


なぜオープンイノベーションなのか?

イナモト氏によると、イノベーションという言葉は最近使うようになったのではなく、1950年代から一般的によく使う言葉であったそうです。

ではなぜ、今になってオープンイノベーションの必要性が取り上げられているかというと、20世紀と21世紀ではイノベーションの主体において重大な変遷があったためです。

 

左からイナモト氏、佐々木氏



「20世紀のイノベーションはあくまで企業の中での言葉だったが、21世紀に入ってイノベーションという言葉が民主化されるに至った」とイナモト氏は言います。コンピュータやインターネット、モバイル端末の発達により、アイデアさえあれば、個人個人でイノベーションができる時代になったのです。そこで、企業と個人ないし小さい会社が手を組むことで、新しいサービスやテクノロジーを開発していこうというのがオープンイノベーションです。

今回のTOYOTA NEXTで、イナモト氏は主にブランディングや戦略の部分で携わることになります。イナモト氏は、「最終的に、人がどう使えるものを開発していくかが大事。良いアイデアは文化や言葉の壁を越えてどこでも通用する。日本を飛び越えて世界に通用するアイデアのお手伝いをしたい」とTOYOTA NEXTへの期待を述べました。

 

左から佐々木氏、村上氏、イナモト氏



レイ・イナモト氏

Inamoto & Co.(イナモトアンドカンパニー) 共同設立者・クリエイティブディレクター

Creativity誌「世界の最も影響のある50人」、Forbes誌「世界広告業界最もクリエイティブな25人」の一人に選ばれる一方、ニューヨークを拠点に世界を舞台に活躍しているクリエイティブディレクター。

AKQAのクリエイティブ最高責任者として、世界を代表するブランドのデジタル戦略とクリエイティブを数多く担当する。

2016年にInamoto & Co.を立ち上げる。

 

佐々木智也氏

株式会社デジタルガレージ 執行役員SVP(シニアバイスプレジテント)

2005年株式会社デジタルガレージ入社。

デジタルガレージグループの戦略事業に携わり、海外サービスの日本ローカライズや、パートナー企業とのジョイントベンチャー事業等を推進。

2007年Twitterとの資本業務提携により日本展開を主導。

DGインキュベーション取締役、Open Network Lab代表取締役社長を兼任。

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