豊田通商ら、レベル4自動運転トラックに向けた実証を新東名で開始
2025/10/22(水)
豊田通商、先進モビリティ、日本工営、みずほリサーチ&テクノロジーズの4社は10月21日、いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスの4社と、経済産業省および国土交通省が推進する「自動運転レベル4※1等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」の「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」※2におけるテーマ3事業の最終年度にあたる取り組みとして、新東名高速道路において、これまでの検証・実証の集大成としての総合走行実証開始を発表した。
同実証では、自動運転サービス支援道※3を含む新東名高速道路(新御殿場IC~岡崎SA)において、自動運転サービス支援道での「自動走行(レベル4を想定した走行)」およびその他区間での「レベル2走行」※4、駿河湾沼津SAおよび浜松SAでの自動発着・合流支援による自動合流、路側機器による先読み情報支援による自動車線変更・自動速度調整、異常時対応を含む運行監視機能の評価を総合走行実証として一連の流れで実施する。実施期間は2025年12月までの予定だ。さらに、2026年度以降の自動運転トラックの社会実装に向けて、技術面・運用面での環境整備の標準化に資する検証を行うという。
なお、4社は、同実証の検証成果について、今後、テーマ3事業の総括として、「高速道路でのレベル4自動運転トラック導入の手引き」(インフラ整備者・自動運転車両提供者向け)、「自動運転トラック活用ガイドブック」(物流・運送事業者向け)を取りまとめると述べている。
※1 特定の走行環境条件を満たす限定された領域において、自動運行装置が運転操作の全部を代替する状態。
※2 無人自動運転サービスの実現および普及に向けて、4つの取り組み(テーマ1~4)が設定されており、「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」はそのうちの一つ。
※3 自動運転車両の走行を支援するために整備された道路区間。高速道路や一般道路において、路側センサーや通信設備を活用し、自動運転車の運行を支援する。
※4 「レベル2走行」とは、車間距離制御+車線維持支援を基本とする走行で、ドライバーはハンドル等を確実に操作できる状態で運転すること。 「自動走行(レベル4を想定した走行)」とは、前記レベル2走行をベースに合流支援および前方障害の先読み情報支援を利用し、ドライバーがハンドルから手を離したハンズオフの状態で運転すること。(プレスリリースより)
※2 無人自動運転サービスの実現および普及に向けて、4つの取り組み(テーマ1~4)が設定されており、「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」はそのうちの一つ。
※3 自動運転車両の走行を支援するために整備された道路区間。高速道路や一般道路において、路側センサーや通信設備を活用し、自動運転車の運行を支援する。
※4 「レベル2走行」とは、車間距離制御+車線維持支援を基本とする走行で、ドライバーはハンドル等を確実に操作できる状態で運転すること。 「自動走行(レベル4を想定した走行)」とは、前記レベル2走行をベースに合流支援および前方障害の先読み情報支援を利用し、ドライバーがハンドルから手を離したハンズオフの状態で運転すること。(プレスリリースより)