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豊田通商ら、新東名で大型トラックによる自動運転技術の公道実証開始

2024/11/7(木)

豊田通商株式会社(以下、豊田通商)、先進モビリティ株式会社(以下、先進モビリティ)、日本工営株式会社(以下、日本工営)、みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社(以下、みずほリサーチ&テクノロジーズ)の4社は、いすゞ自動車株式会社(以下、いすゞ)、日野自動車株式会社(以下、日野)、三菱ふそうトラック・バス株式会社(以下、三菱ふそう)、UDトラックス株式会社(以下、UDトラックス)の商用車メーカー4社とともに、新東名高速道路で自動運転技術を用いた大型トラックによる走行実証開始を発表した。
豊田通商、先進モビリティ、日本工営、みずほリサーチ&テクノロジーズの4社は、「自動運転レベル4等先進モビリティサービス研究開発・社会実装プロジェクト(RoAD to the L4)」の「高速道路における高性能トラックの実用化に向けた取り組み(テーマ3)」を2021年度に経済産業省および国土交通省から受託した。さらに、国土交通省事業「高速道路における路車協調による自動運転トラックの実証実験」の実験車両協力者としても採択されている。

今回の実証では、新東名高速道路の駿河湾沼津サービスエリア~浜松サービスエリア間において、自動運転を社会実装する際に必要となる、複数の機能の確認や検証を個別に行う。具体的には、出発・到着地点において自動で発車・駐車を行う自動発着システムや、緊急時に停止するための制動機能をはじめ、道路周辺に設置されているITSスポット※などの路側機器から発信される故障車や落下物情報等の有用性、走行時の遠隔監視機能などを確認・検証していく予定だ。

※ ITS(Intelligent Transport Systems)。交通情報を提供するためのインフラで、道路上に設置された情報通信装置。ドライバーはリアルタイムの交通情報や安全情報を受け取ることができる。(プレスリリースより)

さらに、同プロジェクトの最終年度となる2025年度では、今回の実証における評価結果を踏まえ、サービスエリアでの発車から本線の合流・車線変更、目的地点への駐車までを、より実際の走行に近い形で検証するという。そして、今後は経済産業省が主導する「デジタルライフライン全国総合整備計画」におけるアーリーハーベストプロジェクト「自動運転サービス支援道の設定」の一つである、自動運転車優先レーンを活用した実証実験を実施していくと述べている。

(出典:豊田通商 Webサイトより)

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