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つくば市ら8者、筑波大学周辺の周回ルートで自動運転バスの走行実証実施

2023/12/1(金)

2023年度走行予定の自動運転EVバス「GSM8」

茨城県つくば市(以下、つくば市)らは11月30日、筑波大学において自動運転バスの走行実証を2024年1月9日~2024年1月30日に実施すると発表した。

つくば市、国立大学法人筑波大学(以下、筑波大学)、関東鉄道株式会社、KDDI株式会社の4者は2023年10月11日、国土交通省公募の令和4年度「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転実証調査事業)」に採択された。これを受け、4者と自動運転バス実証の協力会社であるアイサンテクノロジー株式会社、株式会社ティアフォー、SOMPOリスクマネジメント株式会社、損害保険ジャパン株式会社が同実証を実施する。

同実証では、筑波大学周辺における周回ルートにおいて、レベル2の自動運転バス車両(車両定員10名)による走行実証を実施し、地域住民の受容性確認や区域内の技術的・地理的課題抽出を行う。さらに、車載センサだけでは死角が発生する一部交差点で、道路に設置したカメラ情報と連携する路車協調システムなどを活用し、有効性や実用性について評価するという。

なお、8者は、地域の受容性確認や、車載センサと道路設置カメラの協調システムの技術検証、遠隔監視体制を構築することで、つくば市における運転手不足などの公共交通の課題解決と持続的成長に寄与する。これにより、2025年度のレベル4自動運転バスの実現を目指すと述べている。



(出典:KDDI Webサイトより)

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