Uber 定額制「Ride Pass」を米国で開始 低料金でモビリティサービスを利用可能
2018/11/15(木)
Uberは10月から定額性新サービスの「Ride Pass」をアメリカで開始した。月額14.99ドルで、Uberのすべてのモビリティサービスを利用する際にダイナミックプライシングに悩むことがなくなる。現在アメリカでは5都市でサービスを展開している。
アメリカでUberを利用する際、ダイナミックプライシングで天候やラッシュアワーなどの需要によって料金が常に変動している。家から会社に出社する時にUberのサービスを利用し、帰る時にもし、大雨が降ると利用者が増えて料金が高くなる。すると、出勤時と同じサービスをより高額で利用しなければならない。そういった時は、さらに安い料金のサービスを探さなければならない。こういった料金変動で悩んでいるユーザーが数多くいるため、Uberは「Ride Pass」をスタートさせた。Uberは、ユーザーがいかに安く便利に移動できるかを考えてきた。相乗りによって利用料金を安くするUber Poolや、JUMP e-bikesという二輪シェアリングなどのモビリティサービスを次々と提供している。モビリティサービスのモードを増やすだけでなく、手ごろな価格で、簡単に利用できるサービス、つまり「Ride Pass」はUberにとって新たなチャレンジだ。通勤やお出かけなど、さまざまな場面で利用できる。アプリの画面では、Ride Passの利用によって節約した金額、そして購入済のパスの期限などが表示され、節約状況を把握しユーザーは任意に次月も継続するかどうかを選択できる。
Uberはマイカーの減少に努めていて、いつでもどこでも使える、シームレスな移動ができるサービスを実現していくというビジョンを掲げ、ユーザーの需要を随時に分析してさらにニーズに応えたサービスを次々と展開していく、このRide Passの効果とユーザーの反応に注目だ。