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ヴァル研究所、複合経路検索サービスの新機能としてシェイプAPI提供開始

2022/6/6(月)

シェイプAPI利用イメージ
JR宇都宮線-JR京浜東北線-
ドコモ・バイクシェアを利用する経路

株式会社ヴァル研究所は、MaaS構築を支える複合経路検索サービス「mixway API」の新機能として、鉄道やシェアサイクルを組み合わせた移動経路を線で地図上に描画できる「シェイプAPI」の提供を開始した。6月1日付のプレスリリースで明かしている。
近年、利用者により視覚的にわかりやすく操作いただく新しいインターフェースとして、地図ベースの経路検索ニーズが高まっている。また、MaaSの広がりにより「駅から駅」の検索から「地点から地点」の検索へとシフトしていっている。

mixway APIは、MaaSに即したサービスを素早く構築することができる、MaaSプレイヤーのためのAPIサービスだ。同社提供の経路検索サービス「駅すぱあと」が収録する公共交通と、徒歩、シェアサイクル、オンデマンド交通など2点間を結ぶあらゆる交通を組み合わせた経路検索や運賃計算を、アプリやWebサイトに容易に組み込むことができる。2019年7月にリリースして以来、「JR東日本アプリ」「WESTER」「EMot」「Whim」「おでかけこもの」など、さまざまなMaaSアプリや地域住民向けサービスに活用されている。

シェイプAPIは、mixway APIで検索した“移動経路を地図上に連続した線(ポリライン)で描画するための情報”を取得することができるAPIだ。鉄道は、線路の形状に沿って、その他の交通手段では通過点をもとにポリラインを描画することができる。また、交通手段の種別やイメージカラーを取得することができるため、よりグラフィカルに地図上に経路を描画することが可能だ。

なお、同社は、今後も多様化する移動の課題解決や利便性向上を目指し、mixway APIにユーザーや市場のニーズに応じた機能やサービスの開発・提供に努めると述べている。

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