ヴァル研究所とアディッシュプラスがMaaS向けサポートセンター開設に向け業務提携
2019/7/31(水)
ヴァル研究所とBPOを提供するアディッシュプラス(本社:沖縄県那覇市)は7月31日、MaaSアプリや実証実験のカスタマーサポートを一次受けし、ユーザビリティ向上と、MaaS事業者の負担を軽減することを目的とした業務提携を発表した。MaaS向けサポートセンターの共同開設を目指す。
ヴァル研究所は、経路検索システム「駅すぱあと」をベースに移動に関するサービスを展開している。近年では公共交通機関に限らず、さまざまな移動手段に対応するなど、MaaSに向けた協業や実証実験を推進している。アディッシュプラスは、BPO(ビジネスプロセスアウトソーシング)ソリューションにおける有人運用サービスに強みを持ち、WEBサービスの運用・監視やスマートフォンアプリのカスタマーサポートを展開している。
2社は、MaaSの広がりによって、利用者の拡大と同時にデジタル化されたサービスの利用経験が少ない高齢者などの利用が増えると予想され、利用方法やさまざまな問い合わせに対するサポートの必要性が高まると考える。
カスタマーサポートに強みを持つアディッシュプラスと、ヴァル研究所がこれまで「駅すぱあと」ユーザーの問い合わせ対応で培ってきたノウハウを活かし、質の高いMaaS向けカスタマーサポートの構築を目指す。