JR西日本、公式MaaSアプリに列車のリアルタイム検索などを追加
2021/3/31(水)
JR西日本が15日、公式MaaSアプリ「WESTER」のアップデートし、経路検索機能やJ-WESTネット会員との連携機能など追加したことを発表した。
JR西日本は2020年9月、公式MaaSアプリ「WESTER」をリリースした。今回のアップデートでは、移動をサポートする機能や生活をサポートする機能を追加する。移動をサポートする機能としては、列車の遅延情報を考慮したリアルタイム経路検索とJR四国との連携機能を追加した。リアルタイム経路検索では遅れ時分など最新の列車運行情報を基にした目的地までの経路を調べることができるため、より直近の状況にあわせた移動プランを組むことができる。JR四国との連携により、JR西日本、JR四国にまたがる運行情報の確認や各種公式サイトからの予約などもスムーズになった。
生活をサポートする機能としては、「WESTER」上でJ-WESTネット会員など各種会員サービスの確認やJR西日本グループ4社が共同提供するテイクアウトサービスへのアクセスが可能となった。このほかにも機種変更時にもアプリ情報を引き継げる機能やせとうち観光ナビ「setowa」へのアクセスも追加している。
なおJR西日本は、4月末予定で他交通事業者とのさらなる連携の拡大や経路検索画面で調べた区間の高速バス予約サイトへのスムーズな連携なども予定している。
(出典:JR西日本 Webサイトより)