JR西日本と島根県邑南町、地方版MaaS構築に向け連携 配車システム実証も
2020/4/1(水)
JR西日本は、昨年10月から島根県邑南町と検討を進めていた「地方版 MaaS」構築を目的に、同町と協定書の締結を発表した。4月1日から電脳交通のクラウド型配車システムを導入し、実証実験を開始する。
協定書における連携事項
(1)地域公共交通のデジタル化とキャッシュレス化(2)町内観光素材(鉄道資産やA級グルメ等)との連携や情報発信
(3)生活関連サービス(病院・スーパー等)との連携
(4)都市エリアとのつながり
協定期間
2020年(令和2年)4月1日から2023年3月31日■配車システムの実証実験
概要
島根県邑南町で運行している自家用有償旅客運送「はすみデマンド」で、電脳交通のクラウド型配車システム利活用した予約・運行管理を実施。(サービスの構成については上図参照)
実施主体(役割)
邑南町(実証実験全体運営)西日本旅客鉄道株式会社(実証実験全体支援)
特定非営利活動法人はすみ振興会(デマンドタクシー運行、配車システム運用)
株式会社電脳交通(配車システム設計)