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WHILL 暮らしを楽しくする新たなモビリティの形とは? 東京モーターショー2017

2017/12/26(火)

東京モーターショー2017に展示されたWHILL Model C

WHILLは東京モーターショー2017においてパナソニックと共同開発する自律移動可能な次世代のロボティクスモビリティ「WHILL NEXT」と、4月13日に発表されたパーソナルモビリティの新型モデルとなる「WHILL Model C」を展示したほか、早稲田大学およびNTTと共同研究を行っている技能と心理の二つの側面から運転を支援する「運転支援システム」に関する展示を行った。

Whillが提案するWHILL Model Cがある暮らし

誰にでもある日常の暮らしを徹底的に考え、最新のテクノロジーとアイデアを詰め込んだという「WHILL Model C」は、フラッグシップモデル「WHILL Model A」のデザインや走行性能を継承しつつ、車載性や収納性を高める分解機能、取り外し可能な軽量バッテリー、カラーバリエーションの追加、3G回線によるサービス提供など様々な新機能を搭載している。便利であることを「色々な場所に行けること」と位置づけて開発されたのが、縦だけではなく横にも回る特別な前輪「オムニホイール」。24個の小さなタイヤが集まった一つのタイヤは回転半径76cmを実現。大きな前輪と高出力モーターによって最大5cmの段差の乗り越えも可能で、足元には20ℓの大容量かごが設置されており、日々の買い物などに便利な機能を有している。他にも簡単に分解して持ち運びができるなど、実用性と利便性に優れた機体になっている。

利用者一人一人に寄り添った運転支援システム

WHILLが早稲田大学およびNTTと共同開発する「運転支援システム」は、人混みの中でも安心・安全に移動でき、操作者やパーソナルモビリティの周囲の人々の不安感や不快感の低減を「技能」と「心理」の2つの面から支援するシステムだ。東京モーターショー2017の会場では実際に来場者がWHILL Model Cに試乗し、走行軌跡情報・ジョイスティックの操作速度・走行時間から「運転技能」を、操縦者の注視領域・瞳孔径・ジョイスティック操作の滑らかさから「心理状態」を読み取り、それら走行データを数値化しディスプレイに表示するシステムの一例も展示された。このサービスはシェアリングサービスや観光ツアーなどへの利用が期待されている。

東京モーターショー2017で展示された運転支援システムの一部



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