Will Smart カーシェアサービスのシステム「Will-Mobi」を10月にリリース スマートシティを支える
2019/5/31(金)
IoTイノベーションに携わるWill Smartは、Smart Cityを支える「つなぐ」を実現するカーシェアプラットフォーム「Will-MoBi」を10月にリリースすると発表した。利用者はカーシェア事業者・レンタカー事業者・営業車を所有している法人企業などを想定。
Will Smartは、すでに2018年12月に九州旅客鉄道株式会社(JR九州)、四国電力株式会社をはじめとする6社とSmart City実現に向けて資本提携を行った。この都市機能開発の利便性を更に向上を目指すために、既存の提供価値を「つなぐ」ことのできるモビリティ領域にて新たにサービス提供を開始する計画だ。今回は第1段として、カーシェアリングサービス提供の基盤となるシステム「Will-MoBi」をリリースする。「Will-MoBi」は、「車両の予約」から解錠などの「車両の利用」をICカード及びスマートフォンで完結するサービスパッケージ。オールインワンで事業者へ提供し、Will Smartは導入からその後のサポートまで一貫して行うため、簡単に導入できる。
提供サービスの基盤は、韓国のDIGIPARTS, Inc(※)が提供する。当基盤をベースに、日本仕様にしてリリースする予定。2月から日本国内で、エネクスオート株式会社によって実証実験を行ってきて本格展開のために実績を積んでいた。
※韓国の車載機器メーカー。通信・自動車・ソフトウェア分野における強みを基盤として、Connected Car産業分野において高い技術力を保有している。