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WILLER、名古屋市舞鶴エリアの公道で自動運転の実証実験実施

2021/8/23(月)

実証実験に使用する
自動運転の車両

WILLER株式会社(以下、WILLER)は、愛知県名古屋市鶴舞周辺の公道にて、自動運転の実証実験を実施すると発表した。8月18日付のプレスリリースで明かしている。実施期間は、8月18日より10月29日までの約2カ月半の予定だ。

今回の実証実験は、社会実装可能なビジネスモデルの構築を目指した愛知県における2021年度自動運転実証実験に採択された。実証のテーマは「都市部における自動運転を利用した移動」だ。名鉄バス株式会社(以下、名鉄バス)、国立大学法人名古屋工業大学(以下、名古屋工業大学)、イオンタウン株式会社(以下、イオンタウン)と共同で実施する。

今回の実証実験では、都市部の交通量の多い幹線道路を含むルートを運行し、一般車両との混在交通における安全性ならびに運行計画の妥当性を検証。さらに、定時定路線運行における自動運転化の実用性を検証する。

また、今回の実証実験の車両は、長期間(2カ月半)に渡り、利用者の多いランドマーク間を走行する。これにより、地域内の利用者に交通手段として活用してもらい、自動運転に対する受容性醸成とコミュニティ創造を検証する。

なお、WILLERは、実証実験を通じて、自動運転を活用することによる実用性や事業性の向上を検証し、将来的なサービスモデルを検討する。これにより、運転手不足や環境問題といった社会課題を解決することはもちろん、さらなるQOL向上を目指すと述べている。

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