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Will Smartが上場、領域拡大、MaaS構築など推進

2024/4/19(金)

Will Smartが上場(画像はWill Smartニュースリリースより)

Will Smartが上場(画像はWill Smartニュースリリースより)

モビリティ関連のソリューションを提供するWill Smartが4月16日、東京証券取引所グロース市場に新規上場した。上場に伴い、Will Smartは2024年3月期(23年度)の業績予想や事業計画、ゼンリンが親会社から外れることなどを発表した。
Will Smartは、23年度業績について売上高が10億8000万円で前期比32.8%増、経常利益は2900万円で、前期の損失1億7900万円から黒字転換を予想している。新型コロナウイルス禍下で落ち込んでいたモビリティ業界の投資増を受け、業績が回復する見通し。

今後の成長戦略も公表した。モビリティ関連の企業と個々に取り組むことが多い事業の構造を、他の企業や自治体とも連携してMaaSを構築するなどで拡大する。ライドシェア、物流、EV充電などに対応する機能のモジュール化によるモビリティDXプラットフォーム「Will-MoBi」の拡充も進める。

Will Smartは12年12月にゼンリンデータコムが出資して設立。モビリティ業界向けを中心に事業を拡大し、上場に伴う説明資料によると、13年度から23年度まで年平均28%で売上高を拡大してきた。

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