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トヨタグループのWoven Capital、自動配送Nuroに出資

2021/3/30(火)

グローバル投資ファンド、ウーブン・キャピタル(以下、Woven Capital)は25日、自動配送に特化したロボティクス企業のNuroに出資を行うことを発表した。Woven Capitalは、ウーブン・プラネット・グループ(以下、Woven Planet Group)のコーポレート・ベンチャー・キャピタルであり、今回の出資は、Nuroが無人自動配送車の開発加速、および自動運転を実装した新しい配送を実現を目的としたシリーズCラウンドの資金調達の一部だ。
Nuroは2016年に設立し、アメリカ・カリフォルニアを拠点に活動している自動配送会社だ。これまでには、ソフトバンクの運営する投資会社ビジョンファンド(Vision Fund)などが出資している。2018年8月にはスーパーマーケットチェーンのKrogerと食料品配達サービスを提供開始し、2020年4月にはカリフォルニアで行動走行の許可を得た。


無人自動配送車Nuro
Woven Capitalは、モビリティ分野にてグロース・ステージの企業の支援を目的とした8億ドル規模の投資ファンドで、2021年1月に設立した。今回の出資は、Woven Capitalの第一号投資案件であり、今後モビリティ、自動化、人工知能、データアナリティクス、コネクティビティ、スマートシティ分野におけるイノベーションやビジネスモデルを生み出す企業に出資していくという。
■Woven Capital マネージング・ディレクター ジョージ・ケラマン氏のコメント
「Nuroは、自動運転を用いた地域配送の分野におけるリーダーです。同社は、最先端の技術および米国の大手ブランドとの強固なパートナーシップにより、日常の買い物体験を、より安全で効率的な形で、全く新しい革新的なものに変えようとしています。Nuroが提供する安全でユーザーフレンドリーな配送は、ポストコロナにおいても消費者に評価されると確信しています。NuroのビジネスはWoven Planet Groupが目指す「Safe Mobility for All」にも合致しており、Woven Capitalの第一号投資案件として今後の成長を支援できることを嬉しく思います。」
■Nuro 共同創業者・President デイヴ・ファーガソン氏のコメント
「安全なモビリティと先端テクノロジーにフォーカスし、トヨタグループとしてのルーツを持つWoven Capitalは、Nuroにとって理想的なパートナーです。Woven Capitalのチームは、実社会で自動配送サービスを実現するという私たちの仕事を深く理解し、評価してくれています。彼らと一緒にモビリティの未来を創り、人々の生活を豊かにしていくことを楽しみにしています。」
(出典:トヨタ Webサイトより)

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