SiLC Technologies社は、レーザー光を対象物に照射し、その反射光を観測することで、対象物までの距離やその瞬間速度などを精緻に計測できる光半導体技術を活用したICチップ型LiDARを開発した。ICチップ型LiDARは、センサー性能やICチップ統合技術、製造ノウハウの面で高い競合優位性を誇っているという。

また、SiLC Technologies社は、これらの技術を搭載したサンプル製品「Eyeonic Vision Sensor（アイオニックビジョンセンサー）」※を幅広い産業に対して提供を開始した。同製品は、監視カメラ、産業用ロボット、自動運転やADAS、AR/VR用のコンシューマーデバイスなど幅広い分野で活用が期待されているとのことだ。

なお、ヤマトHDは、今後ヤマトグループの取り組みに、SiLC Technologies社の技術の導入を進めていくと述べている。

（出典：ヤマトHD Webサイトより）