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ソフトバンクら、自動運転バス実証を横須賀市で実施 BRTの知見活用

2025/12/19(金)

左から 京浜急行バス 取締役社長 森明裕氏、横須賀市長 上地克明氏
ソフトバンク 鉄道事業推進本部 本部長 山田哲也氏

横須賀市、京浜急行バス、ソフトバンクは12月16日、京浜急行電鉄YRP野比駅とICT技術の研究開発拠点「横須賀リサーチパーク(YRP)」を結ぶバスの既存路線における自動運転バスの走行に関する実証開始を発表した。

3者は、横須賀市路線バス自動運転導入プロジェクトの実現に向けてコンソーシアムを設立。横須賀市は、国土交通省の「地域公共交通確保維持改善事業費補助金(自動運転社会実装推進事業)」に採択されている。


本実証では、1台の大型路線バスによる自動運転レベル2での走行を行い、2027年度中の自動運転レベル4での走行を見据えて取り組みを推進する。また、2028年度には2台の自動運転車両が連なって走行する隊列走行技術を用いた路線バスの実用化を目指すという。

さらに、大型路線バスによる自動運転走行にくわえて、ソフトバンクと西日本旅客鉄道(JR西日本)が共同開発した、複数の自動運転車両が専用道を隊列走行する「自動運転・隊列走行BRT」の取り組みを通して得た知見やノウハウを活用するとのことだ。

なお、同実証は、YRP野比駅と横須賀リサーチパーク(光の丘2番)を結ぶ約3kmの区間で2025年12月1日~2026年2月1日に実施する。使用する車両は、大型バス(自動運転車両向けに改造した京浜急行バス保有のいすゞ・エルガ)1台の予定だ。

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