ゼンリン運営観光サービス、北九州と雲仙を追加 九州各県への導入推進
2025/9/29(月)
ゼンリンは9月18日、観光サービス「STLOCAL(ストローカル)」を拡大し、福岡県の北九州エリアと長崎県の雲仙市エリアを9月18日より追加すると発表した。北九州エリアは福岡県で初めての展開になる。
「STLOCAL」は、ゼンリンが運営する観光サービスであり、Webサイトやスマートフォンアプリで長崎市などの観光情報を提供。また、電子チケットの導入による旅マエの予約や決済サービスの提供、旅ナカにおけるデジタルスタンプラリー、クーポンなどの導入を行っている。
今回のエリア追加の目的は、福岡県・長崎県および展開中の佐賀県における狭域の観光エリア「マイクロエリア」内の観光周遊を喚起することだ。さらに、地域観光における行政・観光事業者・飲食事業者等の共創によるサービス運営により、リピーターの増加や観光滞在時間の向上による観光消費拡大など、地域活性化に寄与することを目指すという。
なお、ゼンリンは、今回新たに追加するエリアをはじめ、今後は九州各県への導入を推進する。同時に、地域観光のデジタル化による省人化や観光施策の立案に貢献するための観光DXの実現に向け、今回のサービスを基にした機能・サービスの普及を促進していくとのことだ。くわえて、各エリアの周遊データ活用によるマイクロエリアにおける観光施策立案に寄与することを目指すと述べている。