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長谷川工業が新型キックボードを発表 シェアではなく「所有」の理由とは?

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2022/4/25(月)

「YADEA KS5 PRO」の写真

「YADEA KS5 PRO」

長谷川工業株式会社(以下、長谷川工業)は4月13日、新型の電動キックボード「YADEA KS5 PRO」を発表した。日本での公道走行が可能なモビリティとして、今年7月に一般向け販売を行う。電動キックボードのシェアリングサービスが広がるなか、なぜ「所有」するモビリティを発表したのだろうか?

長谷川工業と新型機を共同開発したYADEA社は電動モビリティの製造販売を行うグローバル企業だ。2001年に中国で創業し、これまでに世界88カ国以上で累計5,000万台以上の電動モビリティ(二輪車などを含む)を販売している。

今回発表した「YADEA KS5 PRO」は、日本での公道走行が可能な電動キックボードとして開発された。最大航続距離は60km、速度は時速6km・15km・35kmの三つのモードに切り替え可能で、走行する道路によって柔軟に対応できる。さらに、定格出力が500Wのモーターを採用し、最大15度の勾配でも登ることが可能だ。
※メーカーの社内実験による理論値

価格は182,600円(税込)で、一般向けには今年7月の販売を予定している。クラウドファンディングサイト「Makuake」では、5月30日まで早割価格で購入が可能だ。



■なぜシェアではなく「所有」なのか?

この「YADEA KS5 PRO」は前述した通り、一般向けに購入が可能なモビリティだ。原動機付自転車(原付)に分類され、ヘルメットの着用は必須。走行できるのは車道のみとなっている。

一方、新事業特例制度の枠組みで行っている実証実験用のシェア車両は小型特殊自動車の扱いとなり、ヘルメットの着用は任意。車道に加え、自転車専用通行帯と自転車道も通行可だ。利用する際にはこれらの違いに注意する必要がある。

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