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自動運転サービスの実装は、地域に合わせた選択から  みちのりHDが取り組む常陸太田市実証実験レポート

2019/11/18(月)

道路に敷設された電子誘導線(白線下)に沿って走行する自動運転車両

自動運転サービスの事業化に向けて、みちのりホールディングス(以下、みちのりHD)は実証実験に積極的に取り組んでいる。2019年7月16日、常陸太田市高倉地区で行われた中山間地域における自動運転サービスの実証実験試乗会の様子をレポートする。

地域の足をどう確保するか

みちのりHD は2017年11月に、内閣府戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)のプロジェクトの一つとして、常陸太田市にある道の駅「ひたちおおた」を拠点に地域の足の確保や高速バスの貨客混載事業との連携等の検証を目的とした実証実験を行った。そして今回、2017年に行った実証実験の一環として2019年6〜7月に常陸太田市の北部山間部にある高齢化率が約56%を超える高倉地区において、地域の公民館機能を持つ高倉地域交流センターを拠点として長期間(29日間)の実証実験を実施した。この実験の目的は自動運転に対応した道路空間のあり方や路線バスと連携した運行管理・予約システム等の検証を行うこと。なお、「道の駅」を拠点とした自動運転サービスを主導する国交省によると「道の駅」などと山間地を結ぶ他事例はあるが、路線バスとの連携は全国初という。
※国交省は内閣府SIPの枠組みの中で、高齢化が進行する中山間地域における人流・物流確保のため、「道の駅」等を拠点とした自動運転サービスの2020年までの社会実装を目指し、2017年度から実証実験を実施している。

交通事業者と地域が協力して運営

今回の実証実験では、みちのりHDと茨城交通のほか、KDDI 総合研究所の遠隔車両運行監視システム、ジョルダンの車両の予約および点検システム、パイオニアの3D-LiDARによる検知システムなどを活用して、自動運転サービスの事業化に向けた検討を進めている。

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