MaaSや自動運転の社会実装を支援 「ADLモビリティラボ」新設
2020/4/30(木)
コンサルティング企業のアーサー・ディ・リトル・ジャパン株式会社(以下、ADLジャパン)は、MaaSや自動運転を活用した新たなモビリティの社会実装の加速化をミッションとする「ADLモビリティラボ」を今年4月に設立したと発表。モビリティ産業が大きく変革する中、サービスの事業化などの支援体制を強化する。
ADLジャパンは、同社が注力するモビリティ分野の戦略立案、エコシステム形成の取り組みのほか、モビリティビジネスの持続的発展や社会実装についての経験・ネットワークを新たに設立する「ADLモビリティラボ」に集約。新体制でモビリティを起点にした社会的なイノベーションへの貢献を目指す。主な活動内容は、モビリティサービスのPoC・事業化に関するコンサルティングサービス提供(有望サービス、ターゲット顧客やエリアの選定など)、モビリティに関する調査研究・情報発信、産官学連携等のイニシアティブ推進(コンソーシアム組成/連携など)を掲げている。
設立の背景についてADLジャパンは、MaaSや自動運転技術などモビリティ産業を取り巻く環境は大きく変化する中、産業界でも既存のビジネスモデルにとらわれない新たな挑戦が進みつつある点などを挙げている。