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AIデマンド・オンデマンド取り組みまとめ【2022年】

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2022/12/13(火)

「のらざあ」出発式の様子

AIは、モビリティ業界において、ルート最適化や画像診断などの分野での活用が期待されている。地域住民の交通手段、あるいは観光拠点の往来促進といった目的のために、AIを活用した実証も実施中だ。当記事では、2022年1月~11月に行われたAIを活用したデマンド、およびオンデマンド交通についてまとめる。

Via Mobility Japan株式会社(以下、Via)


長野県茅野市(以下、茅野市)は、市民の移動を支える新しい地域公共交通サービスとして、AI乗り合いオンデマンド交通「のらざあ」を運行開始した。8月22日付のプレスリリースで明かしている。「のらざあ」は、Viaのソフトウエアを活用した交通サービスだ。

「のらざあ」は、複数の交通事業者(バス事業者、タクシー事業者)による同一システムを利用して共同運行を行う。AIを活用した配車や最適ルートの決定を行い、停留所(目に見える停留所)と仮想停留所(アプリ内に表示)による約8000カ所を乗降場所として設定している。ユーザーは、スマホアプリによる予約とコールセンターを利用した電話予約の両方が可能だ。

なお、同市は、「のらざあ」の運行に合わせ、これまで運行してきた定時定路線バスの13路線を9月末で廃止し、廃止路線の運行エリアを「のらざあ」の運行エリアとした。一方で、観光路線バスは継続しつつ、茅野市版MaaSとしての今後の在り方について検討を継続していくとした。



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