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ANA、ANA便と地上交通を組み合わせた経路案内サービスを提供開始

2021/5/10(月)

 全日本空輸株式会社(以下、ANA)は4月28日、これまで行ってきた「空港アクセスナビ」「Universal MaaS」で得た経験、実績、資産をベースに、オープンなMaaSプラットフォームの構築に取り組むと発表した。プラットフォームは航空会社の事業領域、強みである広域移動者を主要顧客としてスタートし、ユーザー、および交通事業者の視点から、課題解決と新しい価値の提供を目指すという。

ANAは、航空会社としてMaaSにいち早く取り組み、2019年7月にMaaS推進部を設立、2020年3月には「空港アクセスナビ」サービスを開始しました。また、「誰もが移動をあきらめない世界」の実現をめざし、産学官連携による「Universal MaaS」を推進している。

「Universal MaaS」は、国土交通省「令和2年度日本版MaaS推進・支援事業」の認定を受けた取り組みであり、さまざまな理由で移動にためらうユーザーが、快適にストレスなく移動を楽しめるよう、産学官で連携しサービスの実現を目指している。

今回ANAは、「空港アクセスナビ」を機能拡張し、出発地から目的地までの経路検索結果に基づき、ANA便の予約が可能な新サービス「ANAそらたび検索」を2021年4月28日より開始した。さまざまな移動ニーズを持ったユーザーと、ANAを含む国内外の多様な交通サービスがつながるオープンなMaaSプラットフォームを構築し、シームレス&ユニバーサルな移動サービスを実現する。

新サービス 「ANAそらたび検索」 では、航空券の購入をご検討されているユーザーに対し、希望するスケジュールや条件にあわせ、ANA便と地上交通を組み合わせた経路を案内する。ANAウェブサイトと連動した航空便の空席状況や料金を確認でき、シームレスに航空券の予約が可能だ。

また、今後、ANA公式アプリやANAウェブサイト各ページからもご利用が可能になる予定だ。ANA航空券ご予約後は、搭乗便の運航情報や空港情報と連動した「空港アクセスナビ(搭乗便経路検索)」から、地上交通などの各種サービスの利用可能だ。

なお、ANAは、MaaSをウィズ・ポストコロナ時代における成長戦略の一つの柱とし、「安心して、楽しく移動できる社会の実現」に貢献し、移動需要の創出に今後も取り組んでいくと述べている。



(出典:ANAHD Webサイトより)

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