【ANA×JR九州】空と陸をつなぐMaaS提供 航空券・九州新幹線の予約をシームレスに
2020/10/22(木)
全日本空輸株式会社(以下、ANA)と、九州旅客鉄道株式会社(以下、JR九州)は、MaaS分野におけるより利便性の高いサービス提供に向け、「ANA 空港アクセスナビ※1」と「JR九州インターネット列車予約※2」の連携を、10月21日より開始した。
これまで別々に予約をする必要のあった2つのサービスをシステム連携することで、シームレスに航空券予約から、新幹線や特急列車の予約・決済まで可能となる。※1 ANAが保持する最新の運航情報などを経路検索サービスに統合し、最適なルートを案内するサービス。地上交通機関との連携により、空港までアクセスできる割引チケットも購入可能。
※2 九州新幹線、特急列車のきっぷをインターネットで予約できるサービス。JR九州の駅「みどりの窓口」「指定席券売機」にて、きっぷの受取が可能。
※2 九州新幹線、特急列車のきっぷをインターネットで予約できるサービス。JR九州の駅「みどりの窓口」「指定席券売機」にて、きっぷの受取が可能。
航空券予約からJR九州の九州新幹線または在来線特急の予約は、ANAウェブサイト、またはANAアプリから行う。サイトまたはアプリで利用できる経路検索サービス「空港アクセスナビ」からJR九州ネット予約サイトへ遷移して九州新幹線と在来線特急の予約購入が可能。その後、JR九州各駅のみどりの窓口、指定席券売機にて、チケットを受け取る流れ。
なお、「ANA 空港アクセスナビ」と「JR九州インターネット予約」の連携サービスの対象者は、ANA航空券を予約した利用客※3 に限る。
※3 国内線:ANA運航便またはANA便名で提携航空会社(機材および乗務員)により運航されるコードシェア便。国際線:ANA運航便(他社運航のコードシェア便を除く)の九州域内発着便を利用する人が対象。JR九州新幹線・在来線特急の予約にはJR九州Web会員登録が必要。
ANAとJR九州は、2019年から国内外へ九州の魅力の発信や、訪日外国人向け鉄道周遊きっぷの機内販売など、情報発信と訪日外国人誘客などを重点的に取り組んできた。また、宮崎県内でバス事業や観光業を展開する宮交ホールディングスなどと共に「宮崎県におけるMaaS実証実験」も今年11月にスタートする予定で、宮崎市と日南市などにおける観光需要創造にも貢献していく方針だ。