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ANA CargoとCBcloudの「PickGo」、全国33空港に拡大

2020/8/18(火)

CBCloudANACargo

「PickGo」サービスイメージ画像 (CBCloudプレスリリースより)

株式会社ANA Cargo(以下、ANA Cargo)とCBcloud株式会社(以下、CBcloud)は、共同で展開するCBcloudの「PickGo」における空陸一貫輸送サービスの対象空港を、8月17日より離島など一部を除くANA国内線ネットワークの33空港に拡大した。
このサービスは、CBcloudのドライバーと荷主を即時につなぐマッチングプラットフォーム「PickGo」の一機能として、2019年9月にANA CargoとCBcloudの2社共同で開始した法人向けのサービス。現在は、新千歳、成田、羽田、中部、伊丹、関西、福岡、那覇の主要8空港を発着点として展開している。PickGoの軽貨物ドライバー数が7月末時点で2万人、一般貨物車両も1万台を越え、全国でのさまざまな配送需要に対し安定供給が見込めるようになったため、対象空港の拡大を決定した。
※CBcloudのドライバーと荷主を即時につなぐマッチングプラットフォーム「PickGo」内にある空陸一貫輸送サービス。空路輸送をANA Cargoが、出発空港までそして到着空港からの陸路輸送をCBcloudのPickGoドライバーが担当する。特別な設定なく「PickGo」のサービスサイト上で空陸一貫輸送の依頼が可能。

8月17日から開始した空港は、旭川、秋田、庄内、仙台、新潟、福島、静岡、富山、小松、鳥取、岡山、米子、広島、岩国、高松、高知、松山、山口宇部、北九州、大分、佐賀、長崎、熊本、宮崎、鹿児島。既存の8空港と合わせて、計33カ所で運用する。

空路にはANA国内貨物運賃、陸路にはPickGo料金をそれぞれ適用し、合算して算出する。ANA Cargoは航空輸送に必要な情報提供や航空機搭載へのハンドリングおよび航空輸送を担当し、
CBcloudはPickGoとANA Cargoシステムとの連携、発送元から空港、空港から発送先までの軽貨物ドライバーの手配と運行管理を担う。

従来、空路と陸路を組み合わせた配送は(1)発送元から空港、(2)航空便、(3)空港から発送先、と利用者が各輸送会社に手配していた。両社のサービスを利用することで、(1)~(3)を一気通貫で手配可能になることに加え、所要時間や金額の見積もりもサービスサイト上で即時に確認可能だ。

両社の発表によると、PickGoドライバーが出発空港まで荷物を運び、到着空港でピックアップすることで配送時間の大幅な短縮を実現できるという。早朝に依頼すれば、地方から都心、地方から地方など、空路を活用した長距離輸送であっても、その日のうちに配送を完了することが可能とのこと。

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