BIPROGY、住民・観光客向けアプリ「HAKUBA DO」提供開始
2023/12/5(火)
BIPROGY株式会社(以下、BIPROGY)は12月1日、長野県白馬村の産官学の共創事業体「チャレンジ白馬」として、住民・観光客向けプラットフォームアプリ「HAKUBA DO(ハクバ ドゥ)」の提供開始を発表した。
今回の取り組みは、BIPROGY(当事社名 日本ユニシス株式会社)が提供する地域活性化DXサービス「L-PASS(エルパス)」を活用したものだ。村内の飲食施設の予約や小売店への送客、AIオンデマンド交通サービスと連携した「白馬ナイトデマンドタクシー」の予約が可能になる。「白馬ナイトデマンドタクシー」には、SWAT Mobility Japan株式会社が運行アプリを開発・提供している。また、今回の取り組みは、BIPROGYが実施している産官学のステークホルダーをつなぎ、交通、飲食、小売、観光など、さまざまな領域を横断した地域全体最適化の一環だ。マイナンバーカードとの連携により、住民向け乗り放題サブスク型プランの提供を可能にし、住民と観光客それぞれが利用しやすい料金体系を実現する。利用者に AIで最適化された移動手段と目的地への予約サービスを併せて提供することで、タクシー不足の解消とともに白馬村内の回遊促進と産業振興を推進する。
なお、同社は、「L-PASS」を通じて、地域経済の活性化や観光地が抱えるオーバーツーリズムなどの課題解決を支援する。そして、社会的価値と経済的価値の両立で社会課題解決を実現する、持続的な地域エコシステムの創出を目指し、最適な共創モデルを構築すると述べている。
(出典:BIPROGY Webサイトより)