ブリヂストングループは、「2050年サステナブルなソリューションカンパニーとして社会価値・顧客価値を持続的に提供している会社へ」をビジョンとして掲げている。このビジョンに基づき、中期事業計画(2021-2023)を実行中だ。カーボンニュートラル化、サーキュラーエコノミーへの取り組みと、「サステナビリティビジネス構想」の実現へ向け、アクションを加速している。

ブリヂストングループは、欧州にて、EV向けプレミアムタイヤや、EVに特化したモビリティソリューションの開発・提供を推進している。EVBoxは、2010年に設立、欧州と北米を拠点としてEV用充電ソリューションを提供する企業だ。

今回のパートナーシップ締結により、BSEMIAが保有する小売・ソリューションネットワーク拠点に今後5年間で約3500の充電スタンドを新たに設置する。EVユーザーは、BSEMIAの充電スタンドと、EVBoxグループが提供する公共の13万カ所以上の充電スタンドにアクセスすることが可能となった。

なお、ブリヂストングループは、今後も、中期事業計画(2021-2023)に沿って、持続可能なモビリティ社会の実現へ貢献するという。さらに、社会価値・顧客価値を提供し続けるサステナブルなソリューションカンパニーへと進化していくと述べている。

■ブリヂストン ヨーロッパ エヌヴィーエスエー リテールオペレーション担当Vice President　クリストフ・デ・バロジャー氏のコメント

ブリヂストンは、EVメーカーとの共創を通して、EV向けの断トツ商品や関連技術の開発を行い、EVの普及と持続可能なモビリティ社会の実現に貢献していきます。また、そのためには、EVに対応した小売・サービスネットワークの構築が重要な要素であり、ブリヂストンは、今回のEVBoxグループとの提携により、充電インフラの拡充に貢献し、EVドライバーや運送事業者が求める利便性や効率性を提供していきます。EVBoxグループは2010年以来、EV用充電インフラ事業をリードしており、ブリヂストンにとって最適なパートナーです。

■EVBoxグループCCO　ブラム・ポース氏のコメント

ブリヂストンはサステナブルなモビリティ社会の未来を築く事に情熱を注いでいる企業です。その取り組みは最近の発表やパートナーシップからも見受けることが出来、我々は同じ志を持つ企業との提携を誇りに思っています。今回の提携は、e-mobilityと共に進化・成長していく業界のリーダー同士の新しい長期的なパートナーシップの始まりです。

(出典：ブリヂストン Webサイトより)