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日野子会社ネクストロジにブリヂストンら6社が参画 新たな幹線輸送の構築めざす

2021/2/4(木)

幹線輸送スキームの実用化に向けた取り組み

幹線輸送スキームの実用化に向けた取り組み
(日野自動車プレスリリースより)

日野自動車は1日、子会社であるNEXT Logistics Japan(以下、NLJ)に、新たなパートナーとして6社を迎えると発表した。参画するのは、ギオン、鴻池運輸、鈴与、日清食品、日本製紙物流、ブリヂストンで、6社合計7,300万円をNLJに出資する。
NLJは2018年に日野自動車株式会社の子会社として設立。さまざまな企業パートナーとともに「ドライバー不足によりモノが運べなくなる」という社会課題解決に向けた新たな幹線輸送スキーム構築に取り組んでいる。

これまで日野自動車のほか、アサヒグループ、江崎グリコ、千代田運輸、トランコム、ニチレイロジグループ、日本梱包運輸倉庫、三菱UFJリース、ユーネットランスの計9社がNLJに参画している。今回の6社を加え、さまざまな荷主・運送事業者が広く活用できるスキーム構築に向けた取り組みを強化・加速する考えだ。

例えばブリヂストンは、NLJが構築する輸送スキームの実行を通じてタイヤ物流に関するノウハウ向上とその効率化・高度化を図る。タイヤ内圧情報の遠隔モニタリングツール「Tirematics」のトライアル導入により、タイヤに起因するトラブルの未然防止や車両稼働の最大化、タイヤメンテナンス整備作業の合理化・労働負担軽減への貢献も目指す。また、鈴与は豊富なトレーラー輸送知見を活用した幹線輸送オペレーションの確立など、参加企業はそれぞれ取り組みを進める。

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