NEXCO中日本、ビッグデータとAIを活用した渋滞予測の実証開始
2022/11/21(月)
中日本高速道路株式会社八王子支社(以下、NEXCO中日本)は、E20 中央自動車道(中央道)上り線 大月インターチェンジ(IC)~八王子ジャンクション(JCT)において、AIにより交通渋滞予測をする実証実験を開始した。11月16日付のプレスリリースで明かしている。
今回の渋滞予測では、同社が保有する高速道路ビッグデータ(過去の交通量、速度、渋滞や降雨量など)と、当日の交通量や降水量との関係性から予測する。所要時間の予測結果は、毎正時に4時間後までの結果をWebサイト「中央道 渋滞減らし隊」で提供する。これにより、利用者は、渋滞をできるだけ避けたドライブを計画することができる。また、同社は、これまで過去の渋滞実績の重ね合わせることで予測を行ってきた。そのため、同社は、今回の予測は過去の予測と比較して、精度が向上すると予測している。さらに、同社は、今回の実証実験を踏まえて検証をおこない、予測精度のさらなる向上と交通需要の偏在の解消に向けて取り組んでいくと述べている。
(出典:NEXCO西日本 Webサイトより)