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千葉市「幕張新都心モビリティコンソーシアム」設立

2021/2/12(金)

体制図イメージ(出典:千葉市・2021年2月9日記者発表資料)

体制図イメージ(出典:千葉市・2021年2月9日記者発表資料)

千葉市は9日、「幕張新都心モビリティコンソーシアム」の設立を発表した。新しいモビリティサービスを実現し、地域の移動課題への対応や回遊性の向上、地域の活性化を通じて持続可能な都市づくりを目指す。

同コンソーシアムでは、モビリティに関わる多様な主体の積極的な参画と産官学の連携を促し、幕張新都心の移動ニーズへの対応や、移動と各種サービスの一体的かつ効率的な提供によって、地域の活性化を図る。同時に、新しい時代のニーズ・ライフスタイルに対応した持続可能な都市づくりを推進する。座長は東洋大学国際学部国際地域学科教授の岡村敏之氏が務める。

取り組み内容は、以下の4項目。

・新しいモビリティサービスに関する実証実験やサービス導入に向けた活動
・会員間の情報共有および連携促進に関する活動
・モビリティに関連する先進サービスや先進技術の知識向上に関する活動
・その他コンソーシアムの目的を達成するために必要な活動


また、コンソーシアムの目的を達成するため、各分野における取り組みを集中的に検討・推進する5つのワーキンググループを設置する。

「自動運転WG(車道)」では自動運転バスによる移動サービスの実現、既存バス路線の自動運転化を、「マイクロモビリティWG(歩道)」ではパーソナルモビリティのシェアリングサービスや、導入に関する専用レーン、「サービスロボットWG」では地上配送ロボットや案内・警備ロボットの導入をそれぞれ検討する。

「モビリティ利活用WG」では移動に加え、観光や街のにぎわい創出の視点で課題を洗い出し、必要なサービスや他分野との連携を、「MaaSプラットフォームWG」では各グループで実装するモビリティサービスや幕張新都心の各施設の予約・決済を1つのIDで活用するプラットフォームをそれぞれ検討する。

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