大丸有地区でのモビリティ取り組みまとめ【2020年~2021年11月】
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2021/12/21(火)
日本のビジネス中心地である東京都⼤⼿町・丸の内・有楽町地区は、3地区を統括して⼤丸有とも呼ばれている。同地域では、⼀般社団法⼈ ⼤⼿町・丸の内・有楽町地区まちづくり協議会(以下、⼤丸有協議会)が中心となり、スマートシティプロジェクトを推進中だ。当記事では2020年から2021年11月までに大丸有地域で行われたモビリティ関連の取り組みについてまとめる。
なお、大丸有まちづくり協議会スマートシティ推進委員会委員長の重松眞理子氏のインタビュー記事はこちらで公開している。
BOLDLY株式会社(以下、BOLDLY)
⼤丸有協議会とBOLDLYは、⼤丸有地区におけるスマートシティのプロジェクトとして、2021年3⽉8⽇から14⽇まで丸の内仲通りで⾃動運転モビリティの実証実験を行った。同実証実験では、丸の内仲通りが歩⾏者専⽤通⾏時間帯となる「丸の内仲通りアーバンテラス」の実施時間中に、低速の⾃動運転モビリティを運⾏した。そして、歩⾏者と⾃動運転モビリティが共存する環境の社会受容性を検証している。
そのほか、⼤丸有地区を巡回するバス「丸の内シャトル」と⾃動運転モビリティの位置情報をリアルタイムで確認する実証実験も行っている。この実証実験は、構築する都市OS(データ連携基盤)を活⽤したものであり、スマートフォンアプリで位置情報を確認するというものだ。こちらの実証実験では、位置情報が快適な移動体験の創出に役⽴つかを検証している。
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