DeNA、次世代タクシー配車アプリ「MOV」での協業を国際興業大阪と今春スタート
2019/1/30(水)
株式会社ディー・エヌ・エー(以下 DeNA)は、株式会社国際興業大阪(以下 国際興業大阪)とDeNAが提供している次世代タクシー配車アプリ「MOV(モブ)」における協業を1月30日に発表した。これにより、2019年春に予定している京阪神エリアでのサービス展開において、まず大阪府での協業事業者が決定した。
DeNAはこれまで、神奈川県内でサービスを展開。2018年12月からは東京23区を中心としたエリアでサービスをスタートさせており、直近の月間実車回数が13万回を突破するなど好調に推移している。
今回の協業により、国際興業大阪がこれまで培ってきた安心・安全を担保する運行管理ノウハウと、DeNAの乗客用・乗務員用端末に関わるアプリケーションの開発・運用技術、AI探客ナビ(仮称)などが融合し、大阪府でも完成度の高い次世代タクシー配車サービスを構築する。また、DeNAは配車アプリのみならず、後部座席でお客様がニュース/交通情報などが見られるタブレット、クレジットカード(接触型/⾮接触型IC カード対応)および交通系電⼦マネーに対応する決済機、無線機システムとの連携などハードウェアを含めたタクシーの総合的なスマート化・IoT化を実現している。
DeNAは今後、京阪神エリアにおいて、サービスの協業事業者をさらに増やして展開していく予定である。さらに、各地のタクシー事業者と連携し、都市圏を中心に順次全国各地へと拡大していく予定で、 「すぐ呼べる。すぐ乗れる。」次世代タクシー配車サービスの普及拡大を進め、2020年には配⾞回数国内ナンバーワンを⽬指す。また、タクシー会社との連携を強化し、労働⼒不⾜などのタクシー会社が抱える課題の解決も進めていく。