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ドコモら、EVトラックを活用したシェアサイクル最適配置の実証実験実施

2023/1/27(金)

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)らは、「中央区コミュニティサイクル(シェアサイクル)事業」において、太陽光発電とEVトラックによる、シェアサイクルの最適配置の実証実験を実施する。1月25日付のプレスリリースで明かした。
同事業は、中央区と株式会社ドコモ・バイクシェア(以下、ドコモ・バイクシェア)が共同で運営しているものだ。また、ドコモとドコモ・バイクシェアは、今回の実証で使用するEVトラックシェアサイクルを現在全国48エリアにおいてシェアサイクル事業を運営、または提供している。

一方で、ユーザーが自転車を利用した後、設置場所に偏りが生じた自転車の移動(最適配置作業)に使用する車両については、これまではガソリン車を利用していた。そのため、ゼロカーボンのサービスになっていなかった。

同実証では、ドコモ・バイクシェアの中央区晴海の倉庫に太陽光パネルと蓄電池を設置し、太陽光パネルで発電した電気を蓄電池へ一時蓄電のうえ、EVトラックへ充電する。さらに、太陽光パネルと蓄電池からEVトラックへの電力供給能力の測定や、EVトラックの走行による電池の使用量の測定、CO2削減量データの取得を行い、環境負荷軽減の効果についての分析も行う。実証期間は、1月25日~2月16日の予定だ。

また、EVトラックを使用したシェアサイクルにおける最適配置作業の取り組みは、日本初(ドコモ調べ)だ。ドコモは、同実証により、環境配慮型シェアサイクルの商用化に向けた検討を進める。そして、ドコモグループのカーボンニュートラル実現に向けて、グリーントランスフォーメーション(GX)の取り組みを推進すると述べている。

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