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ドコモとUR都市機構、横浜市にて自動配送ロボットの実証実験開始

2021/10/26(火)

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)と独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)は、横浜市にて自動配送・遠隔操作ロボットを活用した配送実証実験を実施する。ドコモが10月22日付のプレスリリースで明かした。
ドコモとUR都市機構は2020年12月8日、「スマート技術の導入と環境整備に係る共同研究協定」を締結した。今回の実証実験は、同協定のUR賃貸住宅におけるスマート技術の活用に向けた、センシングなどさまざまな実証の検討を進めるなかの取り組みの1つだ。実証実験を行う横浜市・金沢シーサイドタウン並木一丁目第二団地(以下、共同研究実証フィールド)に5Gの通信環境を整備し、5Gを利用したWi-Fiによる通信環境を団地屋外に構築している。

同実証実験は、10月27日と10月28日に実施し、自動配送ロボットが日用品などの商品を団地入口から住棟まで配達する。これにより、UR賃貸住宅の地域住民のロボットに対する受容性(ニーズ面、機能面、安全面など)を確認する。確認した受容性は、今後のさまざまなロボットの導入に向けた検討材料にするという。

また、同実証実験で使用する車両のベース車体は、テムザック製の屋外用の電動車いす「RODEM(ロデム)」だ。安全走行に必要な自律制御機能や遠隔地からの監視機能などを新たに具備しており、将来的には、団地内でのロボットの効率的な活用を目指している。荷物の配送に使用しない時間は人の移動にも利用できるよう、人の移動モードと配送モードの切り替え(換装)が可能だ。

なお、両社は、今後、ドコモの「ライフスタイル共創ラボ」とも連携し、さまざまな技術検証や居住者サービスのDX実証を、共同研究実証フィールドで進めると述べている。

(出典:NTTドコモ Webサイトより)

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