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駅探、AIオンデマンド型運行「未来大AIマース」の実証実験実施

2022/12/8(木)

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株式会社駅探(以下、駅探)は、AIオンデマンド型運行「未来大AIマース」の実証実験を北海道函館市赤川・三原エリアを中心としたエリアで12月12日から実施する。12月7日付のプレスリリースで明かした。
今回の取り組みは、同社の技術データ資産である電車やバス等の公共交通の経路検索機能やモビリティ関連データを活用する。さらに、同社が法人企業向けのSaaS提供やDX支援といったシステムソリューションを提供してきたサービス資産を活用した実証実験だ。

同実証の目的は、公立はこだて未来大学(以下、はこだて未来大)の学生、教職員、来訪者の通学の利便性の向上だ。くわえて、はこだて未来大を含む函館市赤川・三原エリアにおける住民の買物等の生活交通の利便性と商業施設への収益の影響調査、および定時定路線バス運行からオンデマンド型運行へのシフトの可能性調査も実施する。

また、同実証には、はこだて未来大の教員、研究機関、大学発ベンチャー企業をはじめ、地域の公共交通事業者や小売事業者、交通情報提供サービス事業者などが参画している。それぞれの実績に基づく知見と強みとする機能を持ちより、地域の交通利便性向上へ貢献するという。

なお、同実証は、公益財団法人北海道科学技術総合振興センター(ノーステック財団)の「令和4年度 チャレンジフィールド北海道事業」の採択を受けて実施する。

さらに、同社は、スマートスピーカーやスマートフォン、タブレット等のIoTを活用した配車予約方法を提供するなど、先進技術を活用する。これにより、これまでのオペレーターを配備しての電話予約に頼らない、低コストで持続可能なオンデマンド交通運行の実現性も探っていくと述べている。

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