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EVソリューション関連取り組みまとめ【2022年1月~7月】

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2022/8/18(木)

OSSが提案する
分散充電制御サービス

モビリティ関連の各企業がEVの取り組みを加速させている一方で、EVの効率的な充電方法や、エネルギーマネジメントなどの取り組みを進めている。当記事では、2022年1月~7月に実施されたEVソリューションに関する取り組みについてまとめる。

なお、2022年1月~7月のEVインフラに関する取り組みは、以下でまとめている。


オムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(以下、OSS)


OSSは、今後普及が拡大するEV市場に向けて、分散充電制御サービスやV2Xシステムなど、新たなエネルギーソリューション事業に新規参入する。2022年7月14日付のプレスリリースで明かした。

同社が提案しているソリューションは、「分散充電制御サービス」と「V2Xシステム」だ。「分散充電制御サービス」は、2022年度に発売を予定しているサービスであり、主に多数のEVを導入した際の課題解決を目指している。

EVの多数導入は、日中に稼働したEVを、帰社後に一斉充電することにより、電力ピーク(デマンドピーク)の発生と契約電力高騰のリスクを抱えている。同サービスでは、施設内の電力需要を把握した上で、個別のEV用充電器・充放電器の充電量を抑制しつつ、翌日始業時刻までに社用車のバッテリーを分散して充電する。これにより、施設の購入電力を上限目標値以下に抑制することが可能だ。

「V2Xシステム」は、EVに充電した電気を放電して施設で活用するシステムであり、2023年度に発売を予定している。同システムは、自然災害に対するレジリエンス強化として注目を集めている。既に太陽光発電システムや蓄電池システムを導入済みのユーザーでも、後付けでV2Xシステムを増設することが可能だ。高い施工性・設置自由度を実現することで、重塩害地域や積雪地域等、さまざまな環境で導入することができる。



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