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コネクテッドカー向けサービスの創発「Webとクルマのハッカソン2018」(中編)

2018/4/19(木)


Aチーム:MONICAR

サービス概要

交通事故のほとんどの原因が注意不足と知識の問題。MONICARは気づかない、見ていない、わからない、をテクノロジーでアシストするシステム。ターゲットユーザーは初心者ドライバーやペーパードライバー、高齢者ドライバーで、運転中のあらゆるシーンをサポートする。運転を始める前に通知レベルを設定することで、わき見運転をした際や事故多発エリア、居眠り等での通知を行うほか、道幅の狭い道路や通学路、一時停止も教えてくれ、帰宅後に危険な瞬間がなかったかを振り返ることもできる。将来的にはAIによる標識認識や、車両情報、周辺施設情報などの通知機能も実装したい考えだ。


 

審査員とのQ&A

・状況把握は画像解析か。
→デモでは映像のタイミングに合わせて通知を出しているが、実機では車載のカメラの映像から判定をしようと考えている。
・アラート設定を状況に合わせて、学習して提供できるところまでもっていくことが重要。
・通知をし過ぎるとドライバーに鬱陶しいと感じられてしまう。「ありがとう」とドライバーが言えば通知を増やす、「もういいよ」と言えば減らすなど、そういった調整を今後考えていければいいと思う。

 

Bチーム:車のリスクアセスメントPF- ダッシュボードUI+ワイパーUI-TrueDrive(あおり運転版)

サービス概要

スピードと感情と車間距離を映像とセンサーから判定し、リスクを感知するシステム。リスクが上昇していくと警告が鳴る他、リアワイパーに仕込んだLEDの点滅を用いて文字を作り後方のクルマにメッセージを送ることができる。この他にも自身があおり運転をしていることや、あおられていることをドライバーに知らせてくれる機能もあり、メンバーは「ながらスマホや飲酒運転、居眠り運転等のリスクアセスメントを全て包括することで安全なドライブを提供したい」と述べた。
 

審査員とのQ&A

・あおる側とあおられる側という視点は良いと思うが、あおられたと思うのは人間なのだから、スイッチ一つでワイパーのLEDを用いて後方にメッセージを送る機能が使えても良い。何らかの通信でクルマと連動し、運転ミスを起こさせないような操作に変換していければ面白い。
・後ろのドライバーにメッセージを送るのは斬新で面白い発想。ただ、リアワイパーの動作は遅く、LEDの点滅で文字を作るのは難しいのではないか。何らかのコミュニケーション手段にはなるかもしれない。

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