豊田通商とトラック4社、高速道路での後続有人隊列走行実証実験
2018/1/25(木)
いすゞ自動車、日野自動車、三菱ふそうトラック・バス、UDトラックスのトラック4社と豊田通商は、1月23日より新東名高速道路の浜松サービスエリアから遠州森町パーキングエリア間にてトラックの後続有人隊列走行実験を開始することを発表した。
豊田通商は、経済産業省・国土交通省より「未来投資戦略2017」に基づき、移動革命の実現にむけた主な取組の一つである高速道路でのトラック隊列走行を実現するための実証事業を2016年度から2018年度の間、受託している。当実証実験はこの戦略の一環。
同実験は、車車間通信システムにより先行車の加減速制御情報を取得することで車間距離を一定に保つCACC(Corporative Cooperative Adaptive Cruise Control:協調型車間距離維持支援システム)技術を使用している。複数のトラック製造者が共同開発したトラックを3台以上使用した後続有人隊列走行の実証実験は、世界初の試みとなる。
隊列走行により空気抵抗を減らして、燃費が改善することによる省エネルギー効果、トラックの運転者不足の改善が期待されている。
1月23日から1月25日には新東名高速道路、1月30日から2月1日には北関東自動車道にて実証実験を行う。