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Honda×ドワンゴ、ソフトとハードのコラボが挑む新たな価値創造(1/2)

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2019/2/12(火)

モビリティサービスが多様化し、コネクテッドカーの開発が急速に進む昨今、車内空間の新しい付加価値創造は、自動車メーカーにとって重要なテーマとなっている。このような中、本田技研工業株式会社(以下「Honda」)と株式会社ドワンゴ(以下「ドワンゴ」)は、2016年から協業で、自動車とコンテンツの掛け合わせによる新たな体験や価値を提供する新サービスの創出を目指した共同開発を開始した。
今回、両社が共同開発したのは、バーチャル・シンガー「初音ミク(ハツネミク)」〔※1〕が車の挙動に合わせて喋る iPhone向けインフォテイメントアプリ「osoba(オソバ)」だ。

「osoba」は、Honda の2シーター・オープンスポーツ「S660(エスロクロクマル)」のセンターディスプレイ装備車向けに開発された無料(※2)のスマートフォンアプリで、「osoba」の発話キャラクターには、幅広い年齢層に認知され、特に若者を中心に高い人気を得ている「初音ミク」を起用した。USB を経由して取り出した車速・走行距離・外気温・灯火点灯状況などの車両情報をもとに、車の挙動に合わせて適切なタイミングで初音ミクがドライバーに対して発話する。またアプリ上で車のステータスを確認することができ、メンテナンスに役立てることができる。例えば、運転中にはガソリン残量に合わせて「ガソリンはまだまだあります、約150~200km走行可能です」と走行可能距離の目安を教えたり、「東京タワーのライトアップの電気代、1日2万円なんだって!」などの位置情報に合わせた情報などを発話したりする。初音ミクの音声によって、より楽しく安全なドライビングのために役立つ情報をドライバーへ提供する新サービスだ。
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