FCトラック関連取り組みまとめ【2022年1月~2023年6月】
有料会員限定記事
2023/7/3(月)
トラックは、高い積載量や長い走行距離などが求められているため、エネルギー密度の高い水素を燃料とするFCVが有効であるとされている。当記事では、さまざまな企業が2022年1月~2023年6月に行ったFCトラック関連の取り組みについてまとめる。
アサヒグループジャパン株式会社(以下、アサヒグループ)
アサヒグループら4社は、サステナブルな物流の実現に向け、2023年5月からFC大型トラックの走行実証を開始した。FC大型トラックの走行は、日本初だ。
同実証は、アサヒグループ、西濃運輸株式会社、NEXT Logistics Japan株式会社、ヤマト運輸株式会社の4社で実施する。使用する車両は、トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)と日野自動車株式会社が共同で開発したFC大型トラックだ。各社の実際の輸送業務に使用することで、水素燃料活用の可能性と実用性の検証を行う。
主な検証内容は、「実稼働におけるドライバーにとっての使い勝手」、「水素ステーションでの充填時間を含む運行管理」などだ。ほかに、車両開発に関する「燃料電池システムおよび電動システム全般の作動検証」、「環境や走り方の違いによる水素消費変化の把握と水素ステーションでの給水素情報の取得」、「ドライバビリティ(車両の運転操作性)や使い勝手全般に関する情報の取得」についても検証することを発表している。
※このコンテンツはLIGAREオンライン法人プレミアム会員限定公開です。会員の場合はログインしてください。
無料会員および有効期限切れの場合は以下のページから法人プレミアム会員にお申し込みください。
無料会員および有効期限切れの場合は以下のページから法人プレミアム会員にお申し込みください。