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入力ミスによるトラブル93%減 住所有効性自動確認APIサービス登場

2021/8/4(水)

番地・号不足時の案内画面例

インクリメントP株式会社(以下、インクリメントP)の「住所クレンジングサービス」が、株式会社インフォプラス(以下、インフォプラス)に採用された。インクリメントPが8月3日付のプレスリリースで明かしている。
コロナ下の外出自粛などの影響により、EC市場が拡大している。インフォプラスが開発・運用するPC機器ECサイトでは、ゲスト購入や新規会員による受注が増加した。これに伴い、顧客が注文時に入力する配送先住所のミスも増加している。配送業者からの問合せ対応や配達遅延によるクレーム対応などのサポート業務工数も、比例して増加していることが課題となっていた。

「住所クレンジングサービス」は、住所の有効性のチェックや、住所表記のゆれの解消ができるAPIサービスだ。配送先住所の入力フォームにAPIを組み込むことで、注文者が入力した住所が有効であるかの自動チェックを行うことができる。

インフォプラスでは、ECプラットフォーム「EC4U+」と「住所クレンジングサービス」のAPI連携を実現した。2021年7月に大手家電グループ傘下のPC機器ECサイトに同サービスを導入。その結果、約1カ月で注文者の住所入力ミスによる配送トラブルを93%削減した。なお、インクリメントPは、より組み込みやすいAPI設計と充実したサンプル提供を通して、今後もEC事業者のDX推進に貢献すると述べている。

■インフォプラス代表取締役である楡井 康哲氏のコメント
「“住所をAPIで住所クレンジングサービスに受け渡すだけで結果が得られる”というわかりやすくシンプルなAPI設計で、ECプラットフォーム「EC4U+」への組み込み導入が容易でした。また、他社サービスと比較して安価であることに加え、導入時、過去事例を踏まえた実装要件の整理を行うなどのサポート内容や、問合せ対応がスムーズだったことが導入の決め手となりました。 今回の大手家電グループ傘下のECサイトの導入で導入効果が確認できたため、今後も他のお客様への導入も促進していきたいと考えています。」

(出典:インクリメントP Webサイトより)

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