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JALとウーバーが提携、北米とハワイでJALアプリから配車が可能に

2021/4/6(火)

日本航空(JAL)が3月26日、複数の交通手段を組み合わせて快適な移動を提供するサービス(MaaS)領域の強化に向け、米配車サービス大手のウーバーテクノロジーズと提携したと発表した。提携の第1弾として、北米とハワイでJALのアプリからウーバーの配車やフードサービスを受けられるようにするサービスを展開する。日系航空会社が、ウーバーと戦略的提携を結ぶのは初めて。
JALは、空飛ぶクルマとして注目を浴びるeVTOL(電動垂直離着陸機)を開発するBell社と業務提携するなど、MaaS領域強化に向けた取り組みを進めている。こうした中、急成長するライドシェアビジネスを牽引するウーバーと提携することで、同領域のさらなる拡大を図る狙いがあるとみられる。

サービスは26日付で開始。「JALアプリ」にウーバーサービス機能を組み込み、到着空港から目的地まで配車リクエストや、目的地でのフードデリバリーのサービスを可能にした。サービス対象地域は現在、北米とハワイだが、今後は世界展開も目指しているという。



JALは、提携記念の取り組みとして、JALのウェブサイトなどでキャンペーンページの閲覧した人に、「Uber Taxi」と「Uber Black」、「Uber Eats」の3つのサービスの割引クーポンを提供するキャンペーンを実施している。時期は未定だが、シカゴやサンフランシスコなど対象の国際線航空券を購入した人に、「Uber X」と「Uber Black」の利用料金が割引になるクーポンも提供する予定だ。

 

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