スマートロックとレンタカー運用・管理システムが連携 9月提供開始予定
2021/8/24(火)
株式会社ジゴワッツ(以下、ジゴワッツ)は8月19日、後付型自動車用スマートロック「バーチャルキー」のAPIを株式会社ガーデュ(以下、ガーデュ)に提供すると発表した。非対面非接触で運用できるレンタカーサービスに使用する予定だ。
ジゴワッツは、EV用普通充電器の開発、IoT製品群向け非同期認証システムなどの認証および課金システムの開発を手掛けている。ガーデュは、レンタカー運用・管理システム「RAC+」を提供しており、延べ1000店舗以上で利用されているという。ガーデュは、「バーチャルキーAPI」を非対面非接触で運用できるレンタカーサービス「+FistDrive」(プラス ファストドライブ)として提供する。同サービスは、「バーチャルキー」を利用しない車両やスマートキーに対応していない車両も「RAC+」で一元運用・管理可能だ。
また、鍵の発行を自動化しているため、出発は無人、車両チェックが必要な帰着は有人で行うなど、導入店が任意で運用できる。リピータや優良ユーザーのみ「バーチャルキー」を利用してもらうなど、ユーザー区分を設定したプレミアムサービスの提供が可能だ。2021年9月から提供開始を予定している。なお、今回の連携は、株式会社イードとの共同ビジネス開発の一環で実現している。