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クボタとNVIDIAがパートナーシップを締結 自動運転農機の開発を加速

2020/10/15(木)

今年1月に発表したクボタのコンセプトトラクタ

今年1月に発表したクボタのコンセプトトラクタ
(画像提供:クボタ)

株式会社クボタ(以下、クボタ)と、世界有数のAIコンピューティングの技術を持つエヌビディア コーポレーション(以下、NVIDIA)は6日、農業機械の自動運転分野において、戦略的パートナーシップを締結した。自動運転農機の開発を加速し、農業人口減少が続く日本農業の持続への貢献をめざす。
日本国内の農業は高齢化が進み、それに伴う離農が増えている現状だ。一方で、農作業の委託や経営効率化のための農地集積などにより営農規模の拡大が進んでおり、自動運転農機の普及への期待が高まっている。

次世代型無人農機の実現には、周囲の状況を正確に把握するセンシング技術など、いわば「目」にあたる機能と、瞬時かつ高度に次の動作を判断する知能化が重要になる。クボタの発表によると、それらを実現するためには「車載型で遅延の無い『エッジAI』での画像認識が欠かせない」という。

これまでにもクボタは、高い計算処理能力を持つGPUとそれを用いたAI開発プラットフォームを提供しているNVIDIAと連携して「エッジAI」の技術を高めてきた。今回の戦略的パートナーシップ締結によって連携を強化し、開発のさらなるスピードアップを図る狙いだ。

■データ活用で「適切な農作業を判断する」自動運転トラクタも?

クボタは、GPSを活用した有人監視下での無人運転が可能なトラクタを発売するなど、自動運転農機の開発を推進してきた。今年1月に京都市内で開催した製品展示会では、完全無人の自動運転トラクタのコンセプトモデルを発表し、自動運転技術・人工知能(AI)・電動化技術などを活用する未来農業のビジョンを示した。今後さらに、天候や生育状況などのデータから適切な農作業を判断し、適時・適切に実行できる次世代の完全無人農機を実現すべく、研究を進める方針だ。

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