ナビタイムのカーナビアプリがplus codeと緯度経度検索に対応
2020/6/26(金)
株式会社ナビタイムジャパン(以下、ナビタイム)は25日、同社が提供するスマートフォン向けカーナビアプリ「カーナビタイム」で、地点をピンポイントで特定するコード「plus code」と緯度/経度に対応したと発表した。
plus codeは、Googleが提供する地点特定コード。緯度/経度とともに、場所をピンポイントで指定、共有できるようにする手段だ。地点検索時にフリーワード検索で、plus codeや緯度/経度を入力すると、その地点を表示できる。また、地点の詳細情報画面にplus codeや緯度/経度を表示できるようになるため、より詳細に地点を共有することも可能だ。「カーナビタイム」は2つの検索方法を新たに追加することで、住所や名称のないスポットや地点でも検索できるようになった。これにより、より詳細な地点や、取引先に指定された住所のない場所などを目的地に設定できるようになった。住所や名称のあるスポットの場合も、「東京駅」といった広い範囲ではなく、よりピンポイントで場所の検索、共有が可能になる。この機能は、オフラインでの検索にも対応している。
ナビタイムによれば、今回の機能追加はユーザーの要望を受けてのものだという。緯度経度による地点検索は主にビジネス目的の利用者からニーズが高く、plus codeは、Google Mapに表示されている地点を「カーナビタイム」で目的地に設定したいという要望があったとしている。