ここ数年、日本のモビリティ分野では、脱炭素化を目的とした電気自動車の普及、マイクロモビリティ等のモビリティ関連サービスの多様化、少子高齢化、また、今後期待されるインバウンド需要の増加等、社会情勢の変化に直面している。

このような背景から、マルチモーダルサービスやオンデマンド交通システム等の新しい交通サービスが普及しつつある。モビリティ分野における大きな産業構造の変化に対応すべく、丸紅はモービルアイ社およびMoovit社とのMaaSに関する協業を推進した。

今回の業務提携により、丸紅は、丸紅グループの多角的な事業活動を通じて培った丸紅のノウハウとネットワークを活用し、モービルアイ社とMoovit社の有するMaaS関連サービスの日本国内での実装を目指す。

具体的には、モービルアイ社とは、ADASを提供するアフターマーケット製品 「MOBILEYE 8 CONNECT」により収集される各種データの分析・活用事業と、物流事業者向け自動運転関連サービスの取り組み推進を図る。Moovit社とは、マルチモーダルサービスおよびオンデマンド交通システム事業を日本国内で開発・展開を推進する。

なお、業務提携を通じて、交通事故・交通渋滞を削減し、より安心・安全な社会の実現、自動運転社会の実現にも貢献していく。


(出典：丸紅 Webサイトより)