国交省、2040年道路政策ビジョンへのロードマップ発表
2022/9/5(月)
国土交通省は、「今、道路の景色を変えていく~2040年道路政策ビジョンへのロードマップ~」を発表した。8月31日付のプレスリリースで明かしている。
同省は、おおむね20年後の2040年を念頭に、道路政策を通じて目指す社会像や政策の方向性をまとめた「道路政策ビジョン」の実現を目指している。同ビジョンは目標を「人々の幸せの実現」に設定しており、とりまとめている提言は「進化」と「回帰」をテーマとしている。なお、今後「道路の景色」がどう変化するのか、分かりやすいイラストで表現する方向だ。今回発表したロードマップは、「道路政策ビジョン」の実現に向け、社会資本整備審議会 道路分科会 基本政策部会にて議論してきた道路施策の課題や方向性についての意見や、意見を踏まえた道路施策の当面の取り組みなどについてとりまとめたものだ。
今回のロードマップは、デジタル化の急速な進展、カーボンニュートラルの実現に向けた動きなど、道路政策を取り巻く昨今の状況も踏まえている。また、委員の意見を踏まえた取り組みと、その進捗や予定も時系列でまとめている。このように、道路政策ビジョンの実現に向けたロードマップを示すのは初めての試みだ。
同省は、今回のとりまとめを踏まえ、道路施策の具体化を進めるとともに、関係者間の議論や連携を喚起し、道路政策のさらなる深化につなげると述べている。なお、ロードマップの詳細は、以下で公開されている。
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001499666.pdf
(出典:国土交通省 Webサイトより)