ソニーなど設立の「みんなのタクシー」 東京で「S.RIDE」配車アプリの提供開始
2019/4/18(木)
みんなのタクシー株式会社(以下、みんなのタクシー)は、後部座席広告サービスに続き、4月16日、配車サービス、及び決済代行サービスを東京都内で開始した。
みんなのタクシーは、都内タクシー会社5社(グリーンキャブ・国際自動車・寿交通・大和自動車交通・チェッカーキャブ)と、ソニー及びソニーペイメントサービスの合弁企業だ。タクシー会社5社が保有するタクシー車両は現在都内最大規模の1万台を超えている。タクシー配車アプリの名称“S.RIDE”には、Simple、Smart、Speedyな乗車体験を提供する新たなタクシー利用体験を象徴している。ワンスライドすることで、東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーを呼び出すことができ、乗車事前や車内でのネット決済やQRコード決済により、すぐに降車ができるタクシー配車サービス。
Simple
アプリ起動後、ワンスライドで東京最大級のタクシーネットワークから一番近いタクシーがすぐに迎えに行く。タクシーの迎え位置を自動的に現在地から最も近い道路に調整するため、自分で設定する手間がかからない。待っている間に目的地を設定すれば、自動的にタクシー設置のタブレットに設定されるため、口頭で目的地をタクシーのドライバーに伝える必要がない。迎車車両確定後は、ドライバーと簡単なメッセージのやり取りが出来るので、急なトラブルがあっても安心だ。Smart
“S.RIDE”アプリで事前にクレジットカードを登録すれば、ネット決済が可能だ。また、後部座席タブレットに表示されるQRコードを“S.RIDE”アプリで読み込む独自のQRコード決済「S.RIDE Wallet」にも対応し、目的地に到着後、キャッシュレスで速やかな降車が可能になる。Speedy
東京最大級のタクシーネットワークから、1番近くのタクシーが迎えに行く。時間をロスすることなく、目的地までスムーズに移動できる。配車サービスの開始に合わせてソニーペイメントサービスと連携して、クレジットカード等を用いたネット決済や対面決済における決済代行サービスを開始した。みんなのタクシーは、今年度内にAI技術を用いた需給予測サービス等のサービス拡充を予定している。今後も様々な事業領域で強みを有するパートナーとの連携を推進し、安心・安全・快適な移動体験の提供を通じて、豊かな社会につながるモビリティサービスを追求することを目指している。